不登校児が拓く、日本の新しい子育て! B-mama(保育士)のブログ

不登校は既存の教育への「NO」である!
私の息子は、中1から中3まで不登校でした。中学校が大嫌いです。ひきこもりではありません。中学校に完全に行かなくなってからは、子どもの心の状態が良く、活動的で、友人関係も良く、子どもの能力も伸びています。なぜ、子どもたちは学校で強制され、抑圧され、否定されるのか。学校に戻されることが、本当に不登校支援なのか。この国の新しい学びの形と子育てを考察します。

不登校の解決方法

前回の定義をふまえて、では、どうすれば不登校を解決できるのでしょうか。


不登校の解決方法 
学校が嫌いな子 編


①まず、学校を休ませます。状態をこれ以上、悪くしないために。


 家にいる間に見ていた動画やゲームなど、楽しかったものについて聞き、
 親も見て楽しみます。


②子どもに好きなことをとことんやらせます。


 心を上向きにさせるために。


 生きてることに希望が持てるように。


 学校にまつわるストレスを解放し、自己治癒力を高めるために。


 親も参加したり、好きなことの仲間との交流を増やしたりします。


 できれば周囲から認められる機会を持ちましょう。大きな自信となります。


③成功した人の話を聞かせます。


 その人の中学時代、不登校時代の話(これが大事)も含めて。


 人生、学校がすべてではないことを理解してもらうことが重要です。


④できるだけたくさんの将来の選択肢を聞かせます。


 この頃には一緒に高校や大学、フリースクール、講演会等に足を運ぶことができるよう
 になります。


⑤「自分には大きな可能性がある、むしろ不登校体験を生かしていこう」と思ってくれた
 ら、ゴールは目の前です。


⑥子どもが自主的に行動できるようにサポートします。


 弁当、交通費、交通手段、好きなことに必要な道具、学校情報、職業情報、その他本人
 が必要とする情報など、さりげなく提供します。




学校での問題の解決を急がないことがポイントです。


むしろ人生の楽しみをたくさん得て、周囲から認められるようになって、学校問題を小さくしていく方が早いと思います。