不登校児が拓く、日本の新しい子育て! B-mama(保育士)のブログ

不登校は既存の教育への「NO」である!
私の息子は、中1から中3まで不登校でした。中学校が大嫌いです。ひきこもりではありません。中学校に完全に行かなくなってからは、子どもの心の状態が良く、活動的で、友人関係も良く、子どもの能力も伸びています。なぜ、子どもたちは学校で強制され、抑圧され、否定されるのか。学校に戻されることが、本当に不登校支援なのか。この国の新しい学びの形と子育てを考察します。

わが子を天職につかせたい

みなさん、こんばんわ。


AI時代を迎えようとしていますが、


みなさんは将来子どもがつく仕事を


どのように想像しておられるでしょうか。


最近気になったサイトに「天職」という言葉を見つけました。


働く目的をどこに見出すか、


それは自分にとっての「天職」かどうかがキーワードとなると説明しています。


詳しくは、


DODA ”未来を変える”プロジェクト
人工知能とこれからの働き方

をご覧ください。


ここでは「天職」の3つの観点として、


①没頭感


②自己有能感


③他者とのつながり


をあげています。


これらが得られる仕事は、幸福感や充実感を感じることができ、その人にとっての「天職」と考えられるというわけです。




わが子にも是非、自分の「天職」を見出してほしいものです。


しかしこれらの天職の要素というのは、


大人になってから探すものでしょうか。


何かに没頭したり熱中したりする経験、


それによって得られる自己有能感は、


ずっと幼い頃から経験していて良いはずです。


幼児期でも小学生でも、中学生でも、高校生でも、


持っていて良いはずです。


むしろ、大人になるまでの間に、


没頭したり熱中したりする機会を持ち、


自己有能感を十分に高められる体験をすることが


大事だと思います。





子どもをどう育てるかは、人それぞれですが、


私にとっては、学力とか、しつけとかの優先順位は


もはや低くなってしまっています。




好きなことがあり、情熱的に取り組めるか。


自己肯定感・自己有能感を持てているか。


人と良い関係性の中で生活できているか。


幸福を感じて生きているか。




それらのことに焦点を当てて、


子どもの教育をデザインすることが、


今、求められているのではないでしょうか。

通信制高校にあったものとは

みなさん、こんにちは。


いつもお読みくださってありがとうございます。


特に中学校の先生、当ブログを訪れてくださってありがとうございます。


中学校が嫌いで不登校になった息子なので、


通信制高校入学以来、毎日元気に登校しております。


中学校卒業=不登校卒業


実に晴れ晴れとした表情をしております。




通信制高校に入ってみて分かったことがあります。


それは・・・・・


①先生がとても優しい


②先生含めてみんなとても仲が良い(上級生も含めて)


③子どもが自分で選択できる幅が広い


④やりたいことを提案すれば、みんなのイベントとして行うことができる


⑤部活動を自分で立ち上げることができる。


⑥服装・髪型自由。


⑦スポーツなど夢を追っている子にはみんなで応援に行く。


⑧不登校だった子が学校に行きたくなる。長期休暇中も来ている子がいる。



なんでしょうね、このアットホーム感。


居心地の良さ。


今はやりの「子どもの居場所」になってますね。




もちろん、「そんなんで有名大学入れるのか」とか


「スポーツで全国大会行けるのか」とか


「そんなんで就職できるのか」とか


既存の価値観しかない方には大きな疑問が生じるかもしれません。




人生の価値をどこにおくかは、人それぞれだと思いますが、


私は、これからの人にはこんなふうに生きてほしいと思います。



毎日がクリエイティブで、


自己表現の連続で、


愛でつながる関係性の中で、


豊かさを実感しながら生きる。




以上のことが実現できる学校や職場、家庭、


その他の場所でも、


自分で探すなり作るなりしていくことが必要です。


今いる環境が自分に合っていなければ、


思い切って変えること。


「環境は自分で変えられる」ってことを


子どもにも分かってほしいと思います。




最後に息子より一言、


「全日制行くやつでも、


 通信行くやつでも、


 自由に生きろ!」

祝・中学校からの解放

卒業を迎えられた皆さん、おめでとうございます。


私も息子もやっと中学校から解放されて清々しい気持ちです。


うちの息子は、昭和から続く旧式の学校教育や


受験戦争への参加は選択せずに、


新しい子どもの生き方に挑戦しているところです。




実は中学校の最後に、息子が卒業式に出たいと言いました。


そのため、担任の先生にお願いして卒業式の練習にも行きました。


ところが卒業式の前日、髪型のことで別の先生から注意を受け、


夕方担任から「髪を切ってこないと卒業式には出られない」と言われました。





なんというか、学校って最後の最後まで裏切らないんだなー。


何だか馬鹿馬鹿しくて、笑ってしまいました。


息子としては、友達からだいぶ卒業式に誘われていて、


友達の期待に応えたかったようです。


別に卒業式で友達に会わなくても何も問題ありません。


他の場所で会えば良いだけです。



最後は親子で欠席を決めました。


即決でした。





担任の先生はとても残念そうでした。


先生、気苦労は多かったと思います。


学校の中の価値観のままで、息子に会うのは


相当にしんどかったでしょう。お疲れ様でした。


でもうちの息子の例から学べる機会はうんとあったはずですよ。


先生一人で学校が変わるとは思えませんが、


従わせる教育の弊害にもっと気が付かなくてはならないと


思いますがいかがでしょうか。





お読みいただき、ありがとうございました。

不登校で自分を責める担任の先生へ

先日、三者面談が終わりました。


希望の高校を伝えるだけで終わりました。


担任の先生はこう言われていました。


「(息子の)不登校を解決できないのは自分の努力不足です。」と。


先生、努力は人一倍されていたと思います。


ただ努力の方向がちょっと違っていただけです。


うちの息子は学校のシステム自体が嫌いです。


先生の努力の範疇で解決できることではなかったのです。





それより先生、学校に行かなくなってからの息子の活躍に


注目してください。


息子の穏やかな態度や柔らかい表情を見てください。


この子は大丈夫だということを信じてください。


学校に行かなくて、成績がオール1でも、


この子は大丈夫なのです。


そんなもので彼の人間性をはかることはできません。




私はこの子を100%信頼できるし、


親としてこの方針に自信があります。




何度でも言いたい、


先生、この子は何も心配ありません。


この子は早くに避難しましたから。




それより学校にまだ残っている子どもたちの心配をしてください。


閉鎖的な空間で、旧式の教育に苦しめられ、


自由のない子どもたちのために


努力を惜しまないでください。

おすすめ動画を一つ

株式会社アソビズム代表取締役の大手智之さんのお話です。


20分足らずの動画です。


是非、ご覧ください。



一条校に行くこと=教育・・・ではありません。


子どもにどんな教育を与えるか、


親が教育をデザインし、行動する時代です。



これからの未来に必要な教育について、


もっと多くの人が地域で話せるようになると良いなと思います。




これからの未来に必要な教育とは?: Tomohisa Ote at TEDxSaku